6月29日(土)に東海大学人文学部共催の公開講演会を開催します。
公開講演会では、古代人の食生活を解明するための考古科学の最新成果を紹介します。
遺跡から発掘された骨の分析を通じて、古代人の食生活や食文化について新たな知見を得ることができます。
本講演では、中国や日本の先史時代や古代の環境が人の食生活に与えた影響について考えます。
動物考古学からみた動物利用の方法や加工技術、そして人の食物摂取に関する同位体を使った研究成果を紹介します。
昔の食生活を通じて、人類の歴史と文化を理解し、現代の食について考えるきっかけとなる話題を提供します。
考古学や人類学に興味のある高校生の聴講も歓迎します。お気軽にご参加下さい!
●公開講演会 概要
タイトル:「骨から探る古代の食生活 −考古科学が解き明かす最新成果−」
日時:2024年6月29日(土曜日) 13:50~17:00(開場13:30、閉場17:20予定)
会場:クーポール会館 8階 (静岡県静岡市葵区紺屋町2-2)
対象:一般(高校生以上)向け
共催:東海大学人文学部
学術変革領域研究A 「中国文明起源解明の新・考古学イニシアティブ」
学術変革領域研究A 「日本列島域における先史人類史の統合生物考古学的研究 ― 令和の考古学改新 ―」
入場料:無料(定員80名,先着順)
●プログラム
公開講演会
13:50~14:00 趣旨説明
……………………………………………………………丸山真史・東海大学
14:00~14:40 講演1:古代日本の動物利用
……………………………………………………………丸山真史・東海大学
14:40~15:20 講演2:いにしえの中華料理
……………………………………………………………菊地大樹・蘭州大学・金沢大学
15:20~15:30 休憩(10分)
15:30~16:10 講演3:静岡の縄文・弥生人の食生活
…………………………………………………………日下宗一郎・東海大学
16:10~16:50 講演4:メソポタミア文明、より前の暮らしを骨から探る
………………………………………………………………板橋悠・筑波大学
16:50~17:00 質疑応答